口蓋の外科【前編】 〜口蓋の発生と先天性口蓋裂の診断、分類と治療〜 「先天性口蓋裂は1回の手術で修復する!いつがオペ適期?」

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8/27(水)20:00~21:30(質問は22時まで回答)

講演内容

口蓋がどんなふうに形成されるのかを説明しながら、一次、二次口蓋裂、軟口蓋形成障害、口唇裂の形成、診断、外科的治療の適期とその手技について説明します。先天性口蓋裂の外科的整復術は、脆弱な粘膜を壊さないように、しかも1回のオペで整復しないと、粘膜の二期癒合部は理解を繰り返します。まずは、止血のコントロールは手早くすることで、電気メス使用による粘膜の損傷を最低限にとどめます。

※口蓋のお話を2回に分けてお話しします。
口蓋は、鼻腔と口腔を隔てる強固な壁で、伸展性のない角化性重層扁平上皮でおおわれています。骨で補強されている硬口蓋と咽頭筋を含む軟口蓋(イヌやネコは口蓋帆)とに分けられ、硬口蓋は鼻腔との境界、軟口蓋は咽頭鼻部と咽頭後部の境界で、さらに軟口蓋には中耳と交通する耳管咽頭孔を認めます。鼻腔と口腔が交通すると、呼吸障害、誤嚥性気道障害を引き起こします。

セミナー概要

ライブ配信日時 2025年8月27日(水)20:00~21:30(質問は22時まで回答)
見逃し配信 永続的に視聴可
サイトクローズにより視聴できなくなる場合、6ヶ月以上前に告知します
講師 奥田 綾子 先生
獣医師、歯学博士
米国獣医歯科口腔外科外科認定専門医
獣医歯科口腔外科専門病院Vettec Dentistry 院長
参加費 3,000円(税込)(学生、院内教育割引あり)

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