講演内容
猫の保定では、鋭い牙や爪による攻撃、柔軟な体の動きに対応する必要があるので、採血などの静脈穿刺時において、力に頼らず、できるだけ暴れられないで短時間で終えられる方法を知りたい!と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そのような悩みを解決するために開発した保定技術を紹介します!
動物の保定技術に関するアンケート調査より明らかになっている健常な猫の採血時に最も多く使用される大腿静脈からの穿刺時の保定法について、保定者一人でおさえながら確実に駆血できる方法や、保定者二人でおさえる際の後輩への指導のポイントなどを解説しています。
また、猫の橈側皮静脈穿刺時に「採血をしない側の前肢の爪で術者が攻撃を受けない」保定法について、そのポイントを解説します。さらに、動いて興奮する猫に対応するために開発した人差し指で駆血を行う保定技術を伝授します!
セミナー概要
| 見逃し配信 | 永続的に視聴可 |
| 講師 | 村尾 信義 先生 倉敷芸術科学大学 生命科学部 動物生命科学科 動物看護学研究室 准教授 |
| 参加費 | 1750円(税込) |
