講演内容
神経疾患を持つ患者の診察は、様々な点で厄介だと思う先生方は多いと思います。
症状が一過性で分かりづらい、年に数回椎間板ヘルニアくらいしか診察しない、血液検査結果のように基準数値があるわけでもなく評価基準は教科書を読んでもわからない、神経学的検査なんて習ってない、検査や評価に十分時間を取れない、スペースがない、用語の意味が分からない、などなど、理由を挙げればキリがないほどかと思います。
私が神経疾患に魅了された幾つかの理由の中に、パズルを解くように理路整然としている部分があり概念的な機能解剖学を理解すれば実は非常に簡単な部分が多い という点があります。
今回から数回にわたって神経疾患の鑑別診断を立てるための道筋をご紹介していきます。
ぜひ一緒に勉強していただいて、「なるほど!」と思わず口から出てしまう方が一人でも多くおられると嬉しいです。
セミナー概要
| 見逃し配信 | 永続的に視聴可 |
| 講師 | 金園 晨一 先生 どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター 神経科 / 主任, 米国獣医内科学専門医(神経内科・神経外科) |
| 参加費 | 3000円(税込) |
