講演内容
会陰ヘルニアの縫合術は、再発しやすいのでやりたくない。
「筋肉がペラペラで、伝統的な解剖学的筋肉縫合ではほとんど治せない!」と、大学教員になりたてだった私も途方に暮れました。
そんな中、外科の成書に「if necessary」、「can be used」と記載されている仙結節靱帯を使う方法を試してから、目の前が開けました。30年経った現在の成書でも同様の表現で記載されていますが、伝承のされ方が悪かっただけで「must be used」と思っています。
本手術法では、関連筋肉の縫合だけではなく、仙結節靱帯を用いて突出した肛門を頭側の元の位置に戻すので、「縫合術」ではなく「整復術」と表現させていただきます。
いくつかの注意点がありますが、今回の講演で仙結節靱帯を用いる整復術をマスターして苦手意識を克服してください!
セミナー概要
| 見逃し配信 | 永続的に視聴可 |
| 講師 | 廉澤 剛 先生 日本小動物医療センター / センター長 |
| 参加費 | 3000円(税込) |
